野球の記録がここにある

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1シーズンの最多試合数

 

2019年のプロ野球ペナントレース試合数はシーズン143試合。
これまでも幾度となく1シーズンの試合数は変わってきました。

 

 

目次


その中で最も試合数が多かったのは1956年にパ・リーグで行われた154試合です。
この年のパ・リーグは、南海ホークス、西鉄ライオンズ、阪急ブレーブス、毎日オリオンズ、近鉄パールス、東映フライヤーズ、大映スターズ、高橋ユニオンズの8球団で構成されていました。

 

また、この年のパ・リーグで全試合出場したのは、飯田徳治(南海)、杉山光平(南海)、新人ながら全イニング出場を果たした佐々木信也(高橋)。
この3人がプロ野球シーズン最多試合出場記録保持者となっています。

3人のこの年の成績は以下の通りです。

 

1956年全試合(154試合)出場者の成績

飯田徳治(南海ホークス)

シーズン成績:146安打、打率.252、6本塁打、62打点、45盗塁

pekitarinメモ:この年は5年連続でリーグ最多試合出場を果たすも、8年連続二桁本塁打が途切れるなど打撃成績は低調に終わりました。

関連ページ:名球会へ僅かに届かなかった名打者たち① - 野球の記録がここにある

 

杉山光平(南海ホークス)

シーズン成績:171安打、打率.303、12本塁打、93打点、14盗塁

pekitarinメモ:自身初の打率3割を達成し、二度目のベストナインを受賞。この年記録した171安打、28二塁打、93打点はキャリアハイとなりました。また、初めてのオールスター出場も果たしています。

関連ページ:【打法】数々の快打を生み出した個性的な打法 - 野球の記録がここにある

 

佐々木信也(高橋ユニオンズ)

シーズン成績:180安打、打率.289、6本塁打、37打点、34盗塁

pekitarinメモ:ルーキーとして史上初の全イニング出場を果たし、リーグ最多の180安打を記録。打数622、180安打、141単打は現在も新人記録として残っています(※2019年終了時点)。また、この年は高橋ユニオンズの選手として史上唯一のベストナインを受賞しました。

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