プロ野球の長い歴史においては、その時代ごとに強力かつ個性的な打線が存在してきました。
目次
ビッグバン打線とは
1998年に日本ハムが打線の愛称を公募し、最多票となったのが「ビッグバン打線」である。
本来は1998年の打線を表す愛称であったが、現在もたびたび使用されている。
主なオーダー(2004年)
1(中)SHINJO
年成績:123試合、打率.298、24本塁打、79打点、1盗塁
受賞:ベストナイン、ゴールデングラブ賞、月間MVP(9月度)、オールスターMVP
pekitarinメモ:メジャーリーグから凱旋帰国し、派手なパフォーマンスでも大きく話題になった。一方で、打撃成績の大部分はキャリアハイの成績を残し、プレイでもチームに大きく貢献した。
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2(右)坪井智哉
年成績:89試合、打率.284、11本塁打、43打点、4盗塁
pekitarinメモ:病期による離脱もあり、規定打席には到達しなかったものの自己最多の11本塁打を記録。
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3(三)小笠原道大
年成績:101試合、打率.345、18本塁打、70打点、3盗塁
受賞:月間MVP(7月度)
pekitarinメモ:五輪出場や怪我の影響で本塁打・打点の数字は落としたが、4年連続で打率.330以上を記録。
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4(D)フェルナンド・セギノール
年成績:125試合、打率.305、44本塁打、108打点、0盗塁
受賞:本塁打王、ベストナイン、月間MVP(4月度)
pekitarinメモ:日本球界復帰初年度で本塁打王を獲得。三冠王に輝いた松中信彦(ダイエー)と同数での受賞となった。この年の44本塁打はスイッチヒッター史上最多記録。
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5(捕)高橋信二
年成績:115試合、打率.285、26本塁打、84打点、2盗塁
pekitarinメモ:強打の捕手としてレギュラーに定着し、初の規定打席到達。
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6(二)木元邦之
年成績:132試合、打率.285、9本塁打、62打点、4盗塁
pekitarinメモ:パンチ力ある打撃でレギュラーに定着。本職の二塁だけでなく、一塁・三塁もこなした。
7(左)エンジェル・エチェバリア
年成績:94試合、打率.258、16本塁打、54打点、1盗塁
pekitarinメモ:開幕4番で出場し、前年より四球を増やし三振を減らすなど対応を見せていたが、前年ほどの長打力を発揮することが出来ず、徐々に出場機会を減らした。
8(一)小田智之
年成績:77試合、打率.322、8本塁打、31打点、2盗塁
pekitarinメモ:開幕スタメンを勝ち取り、大幅に出場機会を増やした。小笠原道大が五輪で離脱していた際は三番を任され、後半戦はリーグトップの打率をマークした。
9(遊)金子誠
年成績:109試合、打率.256、3本塁打、39打点、5盗塁
pekitarinメモ:小笠原と共に五輪代表に選出。4月6日に通算1000試合出場を達成。7月6日には1試合での遊撃手最多記録となる11捕殺を達成。
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