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【プチ分析】10年単位で本塁打王の平均本塁打数を出してみた

 

その時代別で本塁打王を獲得するにはどのくらいの本数が必要だったのか。

その年のタイトル獲得者の記録から平均を算出してみました。(※同年複数のタイトル獲得者がいた場合は、平均算出時の母数は複数とせず1としてカウント)

※2リーグ制(1950年以降)の記録のみが対象

 

 

目次

 

1950年代:平均30.5本

セ・リーグ

平均:30.6本、中央値:30.0本

本数推移(セ):51、32、27、27、31、31、25、22、29、31

パ・リーグ

平均:30.3本、中央値:29.5本

本数推移(パ):43、26、25、36、31、35、29、30、23、25

関連ページ:1950年代本塁打王

 

1960年代:平均39.1本

セ・リーグ

平均:39.3本、中央値:43.0本

本数推移(セ):22、28、38、40、55、42、48、47、49、44

パ・リーグ

平均:38.8本、中央値:39.5本

本数推移(パ):32、29、44、52、41、42、34、35、38、41

関連ページ:1960年代本塁打王

 

1970年代:平均42.6本

セ・リーグ

平均:46.8本、中央値:48.0本

本数推移(セ):47、39、48、51、49、43、49、50、44、48

パ・リーグ

平均:38.4本、中央値:37.5本

本数推移(パ):44、41、41、43、38、34、36、34、36、37

関連ページ:1970年代本塁打王

 

1980年代:平均42.5本

セ・リーグ

平均:41.0本、中央値:40.5本

本数推移(セ):44、43、35、36、37、54、47、39、33、42

パ・リーグ

平均:43.9本、中央値:44.0本

本数推移(パ):48、44、32、40、37、52、50、43、44、49

関連ページ:1980年代本塁打王

 

1990年代:平均37.2本

セ・リーグ

平均:37.5本、中央値:38.0本

本数推移(セ):34、37、38、34、38、39、39、38、34、44

パ・リーグ

平均:36.9本、中央値:38.0本

本数推移(パ):42、39、41、42、35、28、32、37、33、40

関連ページ:1990年代本塁打王

 

2000年代:平均44.3本

セ・リーグ

平均:42.7本、中央値:42.5本

本数推移(セ):42、39、50、40、45、43、47、36、46、39

パ・リーグ

平均:45.9本、中央値:46.0本

本数推移(パ):39、55、55、51、44、46、32、43、46、48

関連ページ:2000年代本塁打王

 

2010年代:平均38.1本

セ・リーグ

平均:40.6本、中央値:37.5本

本数推移(セ):49、31、31、60、37、38、44、35

パ・リーグ

平均:35.5本、中央値:34.5本

本数推移(パ):33、48、27、31、34、37、39、35

関連ページ:2010年代本塁打王

 

pekitarinメモ

もう少し年代別で変動があるかと思っていましたが、想像よりは収束していた印象。

やはり本塁打王を獲得するには40本前後は必要なようです。

意外だったのは2010年代。低反発球が使用され、2010年代初頭は各打者の本塁打数が激減しながらも、年代別でみると30本台後半に収束しています。

球界全体として本塁打数は減少していても、トップの打者はそれほど変わらないというのが面白い発見でした。

 

 

 

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