80年を超えるプロ野球の歴史には、数々の偉大な選手たちが存在します。
これからも語り継がれるべき、それぞれの時代を代表するスターの紹介第2弾です。
鶴岡一人(南海軍)
・野球界の「親分」。
・監督として23年もの間、南海ホークスを率いて優勝11回、日本一2回、通算勝利数1773勝(歴代1位)、Aクラス22回。
・「グラウンドにはゼニが落ちている」や「指揮官が悪ければ部隊は絶滅する」といった名言を残す。
・実は選手としては一年目に本塁打王になるなど活躍。
・29歳で選手兼任監督に就任。
・監督20年で一旦退任するが、後任監督が就任直後に亡くなったため、続けて3年契約を結んだ。
通算記録:754試合、790安打、打率.295、61本塁打、467打点
獲得タイトル:本塁打王 1回、打点王 1回
表彰:MVP 3回、ベストナイン 1回
ヴィクトル・スタルヒン(東京巨人軍 - パシフィック - 金星スターズ - 高橋ユニオンズ)
・日本プロ野球初の外国生まれ選手。
・1939年にプロ野球記録タイのシーズン42勝。
・1955年にはプロ野球史上初の300勝を達成。
・プロ野球記録の83完封を記録。
・当時の日本記録となるシーズン4本のサヨナラ打を放つなど、通算打率.237と投手としては打撃も得意であった。
・野球殿堂競技者表彰初の選出者。
通算記録:586試合、防御率2.09、303勝176敗
獲得タイトル:最優秀防御率 1回、最多勝 6回、最多奪三振 2回、最高勝率 2回
表彰:MVP 2回、ベストナイン 1回
沢村栄治(東京巨人軍)
・巨人の永久欠番「14」。
・史上初となるノーヒットノーランを記録し、史上初のMVPを獲得。
・史上最多のノーヒットノーラン3回達成。
通算記録:105試合、防御率1.74、63勝22敗
獲得タイトル:最優秀防御率 1回、最多勝 2回、最多奪三振 2回、最高勝率 1回
表彰:MVP 1回