80年を超えるプロ野球の歴史には、数々の偉大な選手たちが存在します。
これからも語り継がれるべき、それぞれの時代を代表するスターの紹介第18弾です。
土井正博(近鉄バファローズ - 西武ライオンズ)
・「18歳の四番打者」。
・2年目に別当薫監督から才能を見込まれ、四番打者として起用されるものの、打率.231、5本塁打に終わる。
・3年目は当時のパ・リーグ記録となる33二塁打をマークし、打率.276、13本塁打と成長を遂げる。
・4年目には打率.296、28本塁打、98打点の好成績を残し、弱冠20歳にして球界を代表する打者へと上り詰める。
・通算465本塁打の内、ライトスタンドへ放ったのは僅か3本という典型的なプルヒッター。
・非常に三振の少ないバッターで、400本塁打以上を記録した打者で三振率1割未満なのは土井の他には張本勲と長嶋茂雄だけである。
トミー・ジョン
・MLB通算288勝を挙げた大投手であると同時にスポーツ医学の権威フランク・ジョーブ博士が肘の内側側副靭帯再建手術を執刀した最初のプロ野球選手である。このことから、この術式は彼の名からとった「トミー・ジョン手術」と呼ばれている。
・キャリア通算3回の20勝到達は、いずれも肘の手術後に達成したものである。
松原誠(大洋ホエールズ - 読売ジャイアンツ)
・2000本安打達成者の中で唯一、「打撃主要三部門」、「ベストナイン」、「ダイヤモンドグラブ」の受賞が一度もない選手である。
・一塁手としてシーズン146併殺参加、4打席連続ホームラン、代打で7打数連続安打&8打席連続出塁の日本記録、1シーズン45二塁打のセ・リーグ記録を持っている。
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