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過去三年(2014~2016年)の通算セーブ数トップ10

 

過去三年(2014~2016年)の通算セーブ数トップ10を紹介します。

 

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過去三年での通算セーブ数でトップに立ったのは、サファテ(ソフトバンク)の121セーブ。

2014~2016年のセーブ数推移は、37セーブ・41セーブ(最優秀救援投手)・43セーブ(最優秀救援投手)

ソフトバンクの絶対的守護神として君臨しているサファテは、2015年にパ・リーグ記録となる41セーブを記録し、2016年には前年をも上回る43セーブで二年続けてパ・リーグ記録を更新しました。2016年はセーブが付かない機会でたびたび打たれてしまい自己ワーストとなる7敗を喫してしまいました。160km/hに迫る直球はいまだ健在ですが、奪三振率が大幅に落ちている点が懸念材料といえるでしょう。

 

2位は、西野勇士(ロッテ)の86セーブ。

2014~2016年のセーブ数推移は、31セーブ・34セーブ・21セーブ。

育成枠からの下剋上で抑えだけではなく先発としても実力を見せた経歴を持つ西野はここ数年はリリーフとしてチームに貢献してきました。2013年に支配下登録を勝ち取ると先発の一角として9勝を挙げる活躍を見せました。翌2014年からは抑えへ転向し、2年続けて30セーブ以上を記録。2015年はセーブ成功率100%を記録するなど抜群の安定感を発揮しました。しかし、2016年も21セーブを記録したものの、右肘の違和感から本来の実力は発揮できませんでした。2017年からは先発への再転向が決まっており、ローテーションの一角としての活躍が期待されます。

 

3位は、平野佳寿(オリックス)の83セーブ。

2014~2016年のセーブ数推移は、40セーブ(最優秀救援投手)・12セーブ・31セーブ。

長きに渡ってオリックスブルペン陣の柱である平野は、2013年から本格的に抑えへ転向。2014年は当時のパ・リーグ記録となる40セーブを挙げています。2015年は相次ぐ抑え失敗からわずか12セーブにとどまりましたが、2016年はシーズン中盤から全盛期の安定感を取り戻すと、抑えへ復帰し31セーブを記録しました。

 

4位は、呉昇桓(阪神)の80セーブ。

2014~2016年のセーブ数推移は、39セーブ(最優秀救援投手)・41セーブ(最優秀救援投手)・0セーブ(※MLB移籍)。

韓国球界から鳴り物入りで入団したNPBでは在籍二年で二度の最優秀救援投手に輝き、評判通りの活躍を見せました。2016年からはMLBのセントルイス・カージナルスへ移籍し活躍を続けています。

 

5位は、澤村拓一(巨人)の73セーブ。

2014~2016年のセーブ数推移は、0セーブ・36セーブ・37セーブ(最優秀救援投手)

2015年に抑えへ転向した澤村は、二年連続で好成績を残しており今のところ配置転換は上手くいったといえるでしょう。ただ、ランナーを出しながら何とか抑えるという試合も多く信頼を勝ち得るほどの安定感は発揮できているとは言い切れません。まずは四死球などで余計なランナーを出さずに試合を締めるような投球で絶対的なクローザ―としての地位を確立する活躍が期待されます。

 

6位以降にも、2016年はシーズン途中から先発転向し日本ハムの優勝に貢献した増井浩俊(日本ハム)や2015年セ・リーグ新人王の山崎康晃(DeNA)がランクイン。その他にも、広島の優勝に貢献した若きストッパー・中崎翔太(広島)や2015年には最年少30セーブを達成した松井裕樹(楽天)、2015年ヤクルト優勝の立役者で2016年からはMLBのテキサス・レンジャーズへ移籍したバーネット(ヤクルト)がトップ10入りを果たしました。

 

 

 

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