プロ野球2017年シーズンの開幕も目前に控え、今年要注目の選手をこれまでの経歴など含めておさらいしていきます。
第4弾は千葉ロッテマリーンズの佐々木千隼投手です。
目次
史上初めて外れ1位での5球団競合により千葉ロッテマリーンズへ入団となったMAX153kmを誇る即戦力右腕。
◆プロフィール
名前:佐々木千隼(ささきちはや)
生年月日:1994年6月8日
出身地:東京都
身長:181cm
体重:83kg
守備位置:投手
投打:右投右打
プロ入り:2016年ドラフト1位
出身高校:日野高校
出身大学:桜美林大学
経歴
・高校時代は1年時から三塁手としてベンチ入りしていたものの、西東京大会ベスト8が最高で甲子園出場は果たせなかった。
・大学進学後は3年時からエースとなり、4年春にはベストナインに輝いた。また、4年時には菅野智之(現巨人)が記録した首都大学野球リーグ記録に並ぶ年間7完封、そして53回連続無失点を記録した。
・首都大学野球リーグでの通算成績は、
登板:46試合
勝敗:25勝11敗
投球回:340回
防御率:1.08
pekitarinメモ
●ドラフト会議では同じく大学BIG3と称された田中正義(福岡ソフトバンクホークス)と柳裕也(中日ドラゴンズ)に1位指名が集まる中、1巡目ではどこの球団からも佐々木への指名は無かったものの、1位指名抽選後の外れ1位の指名で前代未聞の5球団競合。
外れ1位とはいえ、バランスの良いフォームから組み立てられる投球は非常に高く評価されており、1年目から田中、柳よりも良い成績を残すのではないかと見ています。
ちなみに過去5年間のパ・リーグ新人王はロッテから二人選出されているなど(※2012年:益田直也投手、2014年:石川歩投手)、ロッテの新人起用には定評があるため新人王候補の筆頭だといえるでしょう。