プロ野球の長い歴史においては、その時代ごとに強力かつ個性的な打線が存在してきました。
目次
400フィート打線とは
400フィートはメートルに換算すると約122メートルで、この飛距離があればスタンドイン(=本塁打)するということから名付けられた南海ホークス打線の愛称。
主なオーダー(1963年)
1(右)樋口正蔵
年成績:135試合、打率.313、3本塁打、33打点、9盗塁
pekitarinメモ:リーグ最多の9三塁打を記録。翌年は日本記録となる55本の内野安打を放つなど俊足を発揮した。
2(中)広瀬叔功
年成績:149試合、打率.299、14本塁打、60打点、45盗塁
受賞:盗塁王、ベストナイン
pekitarinメモ:この年は日本記録となる626打数を記録。合わせてリーグ最多の187安打を放ち、外野手としての日本記録となる守備機会353も記録。
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3(三)バディ・ピート
年成績:130試合、打率.241、24本塁打、69打点、3盗塁
pekitarinメモ:リーグ最多の9犠飛を記録。2年連続でオールスター出場も果たした。
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4(捕)野村克也
年成績:試合、打率.291、52本塁打、135打点、4盗塁
受賞:シーズンMVP、本塁打王、打点王、ベストナイン
pekitarinメモ:当時新記録となるシーズン52本塁打を放つ。またこの年は捕手として史上初のシーズンフルイニング出場を達成。
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5(一)ケント・ハドリ
年成績:137試合、打率.295、30本塁打、84打点、1盗塁
pekitarinメモ:前年の11本塁打から大幅に成績を上げ主軸として活躍。
関連ページ:100本以上のアーチをかけた男たち⑩ - 野球の記録がここにある
6(左)井上登
年成績:132試合、打率.257、14本塁打、39打点、3盗塁
pekitarinメモ:規定打席未到達ながら14本塁打を記録。
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7(遊)小池兼司
年成績:149試合、打率.238、22本塁打、65打点、20盗塁
受賞:ベストナイン
pekitarinメモ:この年はパ・リーグ遊撃手併殺の新記録となる113併殺を達成。
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8(二)森下整鎮
年成績:139試合、打率.216、4本塁打、23打点、5盗塁
pekitarinメモ:前年の故障から復帰し大幅に出場試合を増やした。
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