プロ野球の長い歴史においては、その時代ごとに強力かつ個性的な打線が存在してきました。
目次
ミサイル打線とは
1950年の毎日オリオンズ打線の抜群の破壊力(得点力)から、当時新兵器として脚光を浴びていたミサイルになぞらえて命名された打線。
主なオーダー(1950年)
1(三)河内卓司
年成績:120試合、打率.286、5本塁打、53打点、28盗塁
pekitarinメモ:ルーキーながらリーグ最多の120試合に出場。当時の新人記録となる147安打を放つ。
2(右)呉昌征
年成績:98試合、打率.324、7本塁打、45打点、29盗塁
pekitarinメモ:この年の5月に16試合連続得点と、史上2人目の通算1000試合出場を達成。
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3(中)別当薫
年成績:120試合、打率.335、43本塁打、105打点、34盗塁
受賞:MVP、本塁打王、打点王、日本シリーズMVP、ベストナイン
pekitarinメモ:この年は松竹の岩本と共に史上初のトリプルスリーも達成。
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4(左)戸倉勝城
年成績:110試合、打率.263、21本塁打、96打点、22盗塁
pekitarinメモ:「35歳のルーキー」として4番で活躍。初打席初本塁打も記録。
5(捕)土井垣武
年成績:112試合、打率.322、15本塁打、72打点、16盗塁
受賞:ベストナイン
pekitarinメモ:捕手ながら機動力でも貢献し、自己最多タイの16盗塁を記録。
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6(二)本堂安次
年成績:120試合、打率.306、12本塁打、84打点、13盗塁
受賞:ベストナイン
pekitarinメモ:自身初の二桁本塁打を記録するなどキャリア最高の成績を収めた。
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7(一)西本幸雄
年成績:76試合、打率.254、1本塁打、18打点、13盗塁
pekitarinメモ:ルーキーながら一塁手のレギュラーとして貢献。
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8(遊)今久留主功
年成績:63試合、打率.252、0本塁打、7打点、7盗塁
pekitarinメモ:守備の要としてルーキーイヤーから優勝に貢献。
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