その年のプロ野球界で最も社会貢献活動を行った者に贈られる「ゴールデンスピリット賞」。
本記事では歴代の受賞者たちを紹介します。
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目次
- 1999年:松井秀喜(読売ジャイアンツ)
- 2000年:片岡篤史(日本ハムファイターズ)
- 2001年:中村紀洋(大阪近鉄バファローズ)
- 2002年:飯田哲也(ヤクルトスワローズ)
- 2003年:井上一樹(中日ドラゴンズ)
- 2004年:赤星憲広(阪神タイガース)
- 2005年:ボビー・バレンタイン(千葉ロッテマリーンズ)
- 2006年:和田毅(福岡ソフトバンクホークス)
- 2007年:三浦大輔(横浜ベイスターズ)
- 2008年:岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 2009年:小笠原道大(読売ジャイアンツ)
1999年:松井秀喜(読売ジャイアンツ)
受賞理由:
・少年のいじめ防止キャンペーン。
シーズン成績:135試合、打率.304、42本塁打、95打点、0盗塁
関連ページ:全てのMVPを制覇した男たち - 野球の記録がここにある
2000年:片岡篤史(日本ハムファイターズ)
受賞理由:
・児童養護施設「愛隣会目黒若葉寮」への慰問と東京ドームへの招待。
・安打1本につき1万円の「片岡基金」を設立。
シーズン成績:135試合、打率.290、21本塁打、97打点、9盗塁
関連ページ:100本以上のアーチをかけた男たち⑮ - 野球の記録がここにある
2001年:中村紀洋(大阪近鉄バファローズ)
受賞理由:
・大阪教育大学附属池田小学校の慰問。
シーズン成績:140試合、打率.320、46本塁打、132打点、3盗塁
関連ページ:時代を彩った強力打線 〜いてまえ打線〜 - 野球の記録がここにある
2002年:飯田哲也(ヤクルトスワローズ)
受賞理由:
・神宮球場に自費で少年野球選手を招待する「飯田シート」を設置。
シーズン成績:33試合、打率.190、0本塁打、2打点、1盗塁
2003年:井上一樹(中日ドラゴンズ)
受賞理由:
・難病の少年少女への慰問活動。
シーズン成績:75試合、打率.252、2本塁打、5打点、0盗塁
2004年:赤星憲広(阪神タイガース)
受賞理由:
・自身の盗塁数に応じて全国の施設・病院に車椅子を寄付。
シーズン成績:138試合、打率.300、0本塁打、30打点、64盗塁
関連ページ:【通算記録】盗塁数トップ20 - 野球の記録がここにある
2005年:ボビー・バレンタイン(千葉ロッテマリーンズ)
受賞理由:
・新潟県中越地震やスマトラ島沖地震などの復興支援チャリティー試合を提案。
・ハリケーン・カトリーナの被災地復興への支援。
シーズン成績:136試合、84勝49敗3分、勝率.632(レギュラーシーズン1位、日本一)
関連ページ:チームを日本一に導いた名将たち - 野球の記録がここにある
2006年:和田毅(福岡ソフトバンクホークス)
受賞理由:
・プレーオフを含む公式戦の投球数に応じてワクチンを寄贈。
シーズン成績:24試合、防御率2.98、14勝6敗
関連ページ:【タイトルホルダー】歴代最多勝投手⑧ - 野球の記録がここにある
2007年:三浦大輔(横浜ベイスターズ)
受賞理由:
・横浜市内の小学校での講演や社会福祉協議会にシーズンシートを寄付。
・障害者を自費で球場に招待。
シーズン成績:28試合、防御率3.06、11勝13敗
関連ページ:名球会に僅かに届かなかった名投手たち② - 野球の記録がここにある
2008年:岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス)
受賞理由:
・Kスタ宮城に福祉施設の児童を招待する「岩隈シート」を設置。
・大阪近鉄バファローズ時代からチャリティーに参加。
・2007年からは1勝につき10万円をボランティア団体に寄付。
・岩手・宮城内陸地震における寄付。
シーズン成績:28試合、防御率1.87、21勝4敗
関連ページ:歴代沢村賞受賞者⑥ - 野球の記録がここにある
2009年:小笠原道大(読売ジャイアンツ)
受賞理由:
・日本ハム時代から続く、自宅のある市川市社会福祉協議会などへの寄付。
・小児がん患者とその家族への支援活動。
シーズン成績:139試合、打率.309、31本塁打、107打点、2盗塁
関連ページ:時代を彩った強力打線 〜ビッグバン打線〜 - 野球の記録がここにある
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